デミオ君とのお別れ

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この日、4月にやって来たデミオ君とのお別れでした。

数年前に免許を取ったわたくしではございますが、その後、
特に「乗らなければならない」という状況もなく、
いつしかまったくハンドルを握らなくなり、すっかり
ペーパードライバーになっておりました。

そんな私が、6月に引っ越しをしてきて10月頃から
突然、デミオ君で運転の練習を再開しておりました。

もともと運転が苦手だったのですが、この場所で運転しなかったら
もぅ一生運転は出来ないだろうな・・・と一念発起。
このデミオ君が運転しやすいクルマという事もあって
右左折がおぼつかない状態だった私でしたが、なんとか
山を上って下りてこられるくらいまでに成長させてくれました。

なにせ運転センスがないので、平日の午前中、
ほぼ誰もとめないスーパーの入り口から離れた大きな駐車場で
一時間以上、毎日のようにバックの練習をしていました。

とても古いおじいちゃんデミオ君でしたが、出来の悪い私に
根気よく付き合ってくれました。

狭い駐車場で車庫入れが上手く出来ず、若干のパニックになり
サイドブレーキを引いた状態でバックしようとして
ブォン!!っとけたたましい大きな音を田舎で出してしまい
店内から人が出てきた事もありました。
ハンドルロックがかかっちゃったこともありました。

それでもめげることなく、なるべく毎日、ハンドルを握ることで
昼間であれば峠も上れるようになりました。
峠では後ろのクルマからクラクションを鳴らされたり、
おったてられたりしましたが、一度も事故を起こすことなく
峠を下りてくる事が出来ました。

この成長はおじいちゃんデミオ君が居てくれたからこそだと
感謝しています。

もともと短期所有のクルマという事で購入していたのですが
私の練習用クルマとして、そして畑に行く際に長靴や鍬など
荷物をガンガン入れられるクルマとして重宝され、何より、
旦那様がその運転の楽しさにハマってしまい、車検ギリギリまで
所有する事となりました。

私も旦那様も車検を取ることを真剣に最後まで検討したのですが
私としては、このおじいちゃんデミオ君がスクラップになってしまう事だけは
どうしても避けたかった。
我が家がこの土地にずっといられるのであれば、間違いなく
車検をとって所有し続けていたと思います。

でももし、転勤があってこの土地を離れなければならない状況になったら
複数台のクルマを所有したまま、引っ越しは出来ない。
そうすると、急ぎ、どこかの中古屋さんに引き渡す事になり
おそらくスクラップになってしまう可能性が高い・・・。

でも、下取りに入れれば、しかも、マツダの下取りに入れれば
スクラップにはならず、また別のオーナーのもとで、もう少し
余生を過ごせるかもしれない。
お世話になったおじいちゃんデミオ君だからこそ、スクラップだけは
避けたかった。

なので今回、予定通りに下取り車として引き取られていきました。

この日、おじいちゃんデミオ君と最後のドライブに行きました。
仕事から戻ってからクルマが引き取られるまでの時間は1時間ちょっと。
普段の私なら事故でもしたら大変だし、引き取りの前に運転するなんて
考えられないんですが「やっぱり最後に乗っておきたい!」と思って
キーを持って出発!

峠を上がる時間はなかったので、ショートコースで。
最初、この道をおじいちゃんデミオ君で走った日、ハンドルを握る手は
ギューって感じで、手に汗握っていました。
ショートコースには私の好きな道があり、その頃、木々はまだ緑でしたが
この日はほぼ葉が落ちていました。

クルマに心はないけれど、おじいちゃんデミオ君に
「最初、この道はまだ夏の景色だったよね」と声に出してみました。
もちろん、返事はないんですけど。
それでも、なんか寂しくて、涙が出てきました。

最後、エンジンを切るときに
「がんばれよ」と言われているような気がしました。

おじいちゃんデミオ君。
本当にありがとうございました☆彡
もう一度「運転してみようかな~♪」と思わせてくれた
あなたに感謝です



次に来るクルマは、おじいちゃんデミオ君の孫にあたる
これまたデミオ君。
大きさなどが変わると運転の仕方が変わってしまうので
出来るだけ同じような大きさで、安全性が高いクルマの中から
旦那様と相談して決めました。
遠出できるほど運転技術はないのですが、近場であれば
孫デミちゃんでも出かけられるよう、練習したいと思っています☆
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by nanahira | 2015-12-11 23:48 | 日々のこと
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